辻村深月「ゼロハチゼロナナ」のドラマ化消滅で、NHKが提訴 [ドラマ]
ミステリー作家辻村深月(みづき)さんの直木賞候補になった小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」のドラマ化がNHKで進んでいましたが、
脚本が辻村さんの希望にそわず、ドラマ化許諾を辻村さんが撤回し、ドラマ化がおじゃんになりました。
それを受けて、NHKが6月21日に出版元の講談社に対して約6000万円の損害賠償請求訴訟を提起したようです。
訴状によれば、NHK側は
「口頭での合意が正式契約であることは、業界での慣習。講談社はドラマ完成のための努力を放棄した」
と主張しています。
こんな訴訟を提起するということは、NHKにも相当の損害が出たんでしょうね。
しかし、業界慣習はよくわかりませんが、書面がないというのは一般的にはそれなりのリスクを負うべきだという気がしますね。
英米法では「パロール・エビデンス・ルール」といって、口約束だけではダメってルールさえあったりしますから。
仮に合意があっても、原作者の意にそわない脚本しかできなかったら撤回できるという
慣習が逆に認められるかもしれませんよ。
あいまいなままで、原作者の意に沿わないままドラマ化直前まで進めてきたNHKがダメだったんじゃないんでしょうかね。
もっとも、辻村深月さんの気に食わない内容が、メチャクチャな要求だったら別ですが。NHKもそこんところを争いたいのかもしれない。
アフィリエイトジーニアス
脚本が辻村さんの希望にそわず、ドラマ化許諾を辻村さんが撤回し、ドラマ化がおじゃんになりました。
それを受けて、NHKが6月21日に出版元の講談社に対して約6000万円の損害賠償請求訴訟を提起したようです。
訴状によれば、NHK側は
「口頭での合意が正式契約であることは、業界での慣習。講談社はドラマ完成のための努力を放棄した」
と主張しています。
こんな訴訟を提起するということは、NHKにも相当の損害が出たんでしょうね。
しかし、業界慣習はよくわかりませんが、書面がないというのは一般的にはそれなりのリスクを負うべきだという気がしますね。
英米法では「パロール・エビデンス・ルール」といって、口約束だけではダメってルールさえあったりしますから。
仮に合意があっても、原作者の意にそわない脚本しかできなかったら撤回できるという
慣習が逆に認められるかもしれませんよ。
あいまいなままで、原作者の意に沿わないままドラマ化直前まで進めてきたNHKがダメだったんじゃないんでしょうかね。
もっとも、辻村深月さんの気に食わない内容が、メチャクチャな要求だったら別ですが。NHKもそこんところを争いたいのかもしれない。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 講談社文庫 / 辻村深月 ツジムラミヅキ 【文庫】 |
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2012-06-22 15:04
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